日本国際生活体験協会(EIL)日本国際生活体験協会(EIL)

ご挨拶

公益社団法人 日本国際生活体験協会会長 紙谷信子

益社団法人 日本国際生活体験協会会長 紙谷信子国際生活体験(EIL)運動は、1932年に第一次世界大戦の反省から、ホームステイを通じてお互いの文化を理解し、尊重し、相互に友好を促進することを狙いとして米国にて始められました。この運動は第二次世界大戦後に誕生したユネスコの教育、科学、文化を通じて世界の平和を促進しようという理念に統合されて、EIL国際連盟の結成に至っています。EIL国際連盟は国連の経済社会理事会(ECOSOC)の諮問機関の一つとして、また、非政府機関(NGO)委員会のメンバーとして国連活動に協力し、世界平和を促進する国連のピースメッセンジャー(平和の使者団体として認定されています。

日本EILは、1956年に設立され、1969年から文部科学省所管の非営利の社団法人そして、2013年4月より内閣府管轄の公益社団法人としてホームステイを中心とする各種国際交流活動をさらに、日まで長きにわたり、展開してまいりました。
これからの国際社会は、世界の人々が政治、宗教、人種、文化にかかわりなく、お互いに尊重し理解しあいながら共生してゆく方途を探ることが肝要であり、こうした国際社会に対応できる人材を育成することが私ども国際交流団体の使命と考えております。 国境はもはや便宜上のラインに過ぎないことは、2020年の新型コロナウイルス(COVID19)の出現によって示され、日本社会のグローバル化も深化が試されています。
当協会の主幹事業の1つである高校生交換留学は、日本の学校や家庭では知ることのない異文化における多くの体験を通して、原点から自己・家族そして自国のこと等を見直すまたとない機会となります。 そして、国際的視野で自己の将来の目標を設定し、グローバル社会に活躍しうる人間として大いなる成長を可能にします。
ぜひこの機会を自分のものとし、将来への飛躍の第一歩としてくださいますよう協会スタッフ一同衷心よりサポートさせていただくことをお約束いたします。


神戸宣言  〜 EIL国際連盟2012神戸会議にて採択 〜

世界平和と人類の幸福の実現は、すべての人々が希求する永遠の命題である。このための不断の努力が続く中、今こそ、グローバルな視野に立脚した選択と行動が求められている。また混迷を深める世界情勢の中にあっては、人間愛に根差した理念を共有し、新しいヒューマニズムを駆使して、ダイナミックに前進することが何より肝要である。
交流の世紀、人間の世紀といわれる21世紀、私たちEILは、こうした現状を克服するための努力は惜しまない。永年にわたる歴史と実績をもとに、一層の研さんを重ね、総力をあげて積極的な活動を続けていく。留学、生活体験の充実と拡大を通じて、世界に羽ばたくグローバル人材の育成と人物交流のさらなる発展を持続的に推し進めていきたい。
この際、これらの活動をネオルネサンス(新しい人間復興)として力強くアピールし、ひろく「神戸宣言」として発信する。

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