The Experiment in International Living(EIL)は1932年にアメリカ人ワット博士の提唱により、世界で最初に、ホームステイを中心としたプログラムを始めた歴史有る団体です。
アメリカから始まったこの運動は世界に広がり、現在23カ国が加盟する国際組織となりました。政治・宗教・人種などに関りなく、違う文化を持った人同士がともに生活することでお互いの文化を理解し、尊敬しあう。個人レベルでの国際交流が、ひいては世界平和につながるという考えから始まりました。
その歴史は80余年。豊富な経験をふまえながら、常に安心して参加できるプログラムを提供し、実りあるふれあいを大切にしています。
設立目的を達成するため、加盟各国はグループあるいは個人の外国におけるホームステイを中心とした各種プログラムの他、政府及び民間機関、学校等と協力し、語学教育、異文化交流の分野で幅広いプロジェクトを実施しています。
各国間のプロジェクトを円滑に進めていくために年1回「国際会議が開かれています。
日本EILは1972年、1997年、2012年、2020年にEIL国際会議のホストを務めました。また、2014年に行われた国際会議にて、日本EILの専務理事 鈴木義弘が国際連盟の副会長に選出され、就任しました。国際連盟の幹部の就任としては、アジアから初選出となりました。
現在23カ国が加盟し、独立した非営利法人としてスイスに登録され、アメリカ合衆国バーモンド州に事務局をおいています。国際連合経済社会理事会(ECOSOC)のカテゴリーⅡの諮問機関として承認さ入れています。1989年には国連のピースメッセンジャー(平和の使者)賞を受賞しました。