EIL高校生留学プログラム
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EIL国際連盟2012年神戸会議 日本EIL設立55周年公開シンポジウム・記念パーティー開催
EIL国際連盟 2012神戸会議
国際会議参加者の集合写真
国際会議参加者での集合写真
 2012年5月7日から12日の間、神戸にてEIL国際連盟2012神戸会議が開催されました。

 これは毎年1度、加盟国が持ち回りでホストとなり、国際連盟の方向性や各国事務局間のつながりを強化する目的で行われています。東日本大震災が起こり、世界中からの支援を受けて復興へと日本全体が向かおうとする中、震災復興の象徴である神戸での開催には、国際連盟加盟各国より意義ある開催として受け入れられ実現しました。

会議の様子
会議の様子
 会議の中では、規約改正、情報交換、ワークショップ、新プログラムの企画、EILの強みの明確化などが行われた。また、会議開催に併せ神戸市内観光も行われ、参加者は、大震災に見舞われながらも着実に復興の道を歩んできた神戸の歴史に触れました。

 次回は来年5月、EILの誕生地であり、国際連盟本部が設置されているアメリカ・バーモント州のブラッテルボロでの開催が予定されています。
日本EIL 設立55周年公開シンポジウム
シンポジウムの様子
シンポジウムの様子
 国際会議開催中の5月9日(水)、神戸コンベンションセンターにて日本EIL設立55周年公開シンポジウムが開催されました。

 公開シンポジウムには国際会議参加者を始め、兵庫県内の教育関係者、全国EIL地区委員、プログラム体験者など、約180名が参加。また開催にあたっては、文部科学省、兵庫県、兵庫県国際交流協会、神戸市、神戸市国際協力交流センター、神戸新聞社、サンテレビジョンより後援をいただきました。

 シンポジウム冒頭では、文部科学省初等中等教育局国際教育課の関百合子課長補佐が基調講演を行いました。内向き志向への懸念が叫ばれる近年における日本において、グローバル人材の育成に向けての政府の方針が発表されました。特に高校留学への支援が強化され、本年度の留学支援金の対象人数を、昨年度の50人から300人へと拡充されることが説明され、政府の積極的な支援体制が示されました。

パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子
 後半のパネルディスカッションでは、「グローバル人材の育成」について、大阪大学グローバルコラボレーションセンターの吉富志津代特任准教授、神戸山手大学現代社会学部都市交流学科の山崎正雄教授、1998年度EIL高校生交換留学アメリカ派遣生の永田万結、2009年度EIL高校生交換留学カナダ派遣生の田中顕司が、日本EIL中村幸士郎副会長(当時)のコーディネーションの下、意見交換を行いました。

 シンポジウムの最後には、中村副会長より神戸宣言が高らかに読み上げられ、閉会となりました。

日本EIL 設立55周年記念パーティー
樽酒にて鏡開き
樽酒にて鏡開き
 設立55周年公開シンポジウムの後、隣接する神戸ポートピアホテルにて記念パーティが開催されました。開宴にあたり、和太鼓とマリンバの演奏が行われ、特に海外からのゲストに大変な好評を得ました。続いて大関株式会社よりご提供いただいた樽酒にて鏡開きが行われると、会場は一層の盛り上がりを見せました。

 EIL国際連盟のベッティーナ・ウィットマン会長は、挨拶の中で、1972年に昭和天皇より、EILの創設者であるドナルド・ワット氏に授与された勲三等の賞状レプリカを、ホスト国である日本EILへの感謝としてプレゼントされました。

 日本と世界における更なる国際理解、国際平和への貢献が誓われ、日本EILにとって歴史に残る1日となりました。
フォトギャラリー
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EIL国際連盟 2012神戸会議
EIL国際連盟 2012神戸会議
日本EIL 設立55周年公開シンポジウム
日本EIL 設立55周年公開シンポジウム
日本EIL 設立55周年記念パーティー
日本EIL 設立55周年記念パーティー
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