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名嘉眞 静香(なかま しずか)
2018年7月~12月プログラム参加(3ターム)。
大学で教育学部に所属しており、知人の紹介でこのプログラムを知りました。他国の教育観や教育システムを知ることによって、これからの大学生活を含めた自分自身の学びの時間をより有意義なものにしたい、という思いがあり参加しました。
4家族にお世話になりました。どの家族もとても親切で、違う文化でも理解しあおうと歩み寄ってくださり、とても素晴らしい時間を過ごすことができました。ホストファミリーだけでなく、そのお友達とも交流する機会もあり、日本食を一緒に作ったり、オーストラリアのスポーツを楽しんだりしました。自分から積極的におしゃべりや活動の中に入ることによって、オーストラリアの生活や考え方を知ることもでき、今まで自分が知らなかった見方や価値観の発見もありました。
12才から17才までの幅広い学年の生徒のみなさんと、様々な国のルーツを持つ先生方のおかげで、とても濃い毎日でした。生徒のみなさんも、先生方も、みなさんとても親切で、疑問があればすぐに助けてくれましたし、私の事も快く受け入れてくださりました。私も英語のネイティブスピーカーではないので、学校のみなさんに英語を助けてもらったり、文化的に感じ方に違いがある場合は、どうしてそう感じるのか話してみたりしました。その分、私も日本語の事や、日本の文化や、歴史を踏まえた今の日本を、日本人としてみなさんに伝えられるよう、努力しました。持ちつ持たれつの関係だったからこそ、国を越えた人の温かさや、感謝の気持ちを、より強く感じることができたのだと思います。
中学生との授業は、日本語の授業とはいえど、英語で授業を進めていく大変さもありました。しかし、みなさん人懐っこく、授業中に積極的に質問してくれたり、授業外で会うと笑顔で声をかけてくれたり、とても可愛らしかったです。高校生の授業では、国際バカロレアのクラスがあることもあって、単に日本語の授業というのではなく、日本語を通して、科学技術や環境問題、経済格差など、幅広い課題と向き合いました。私
自身もすごく勉強になり、それらのトピックについてより関心を持つようになりました。授業中に意見を聞かれることも多かったので、日頃から新聞記事を読んだり、インターネットで調べてみたりと、自分でも積極的に学ぶようにしていました。
週末やホリデー中にホストファミリーと、お出かけをしたり、泳ぎにいったりしたのが、楽しかったです。ホリデー中は、ホストシスターと一緒に、ダイビングのライセンスを取得しました。ケアンズならではの体験で、とても楽しかったです。他にも、散歩に出かければ雄大な自然に癒されたり、オーストラリアのクリスマスを体験したり、日本食を楽しんだりと、日本にいるとなかなかできない貴重な体験が沢山ありました。
オーストラリア人の先生に、日本語を英語で説明するのが、とても難しかったです。お互いに別の言語感覚を持っていますし、日本語のあいまいな表現の違いを伝えることは、お互いに労力のいることでした。例えば、授業中に「日本人はどういう場面でこの文法をつかうの?」「助詞の『は』と『が』は何が違うの?」など、瞬時に答えなければならない場面も多かったです。プログラムの前半は、自分が日本語を話すときにも、日本語の構成を頭の中で考えながら話したり、記事や本を読んで、美しい日本語に注目したりと、今までで一番日本語の事を考える日々でした。しかし、これによって、日本語そのものに対する興味も持つことができました。に
SLAPを通して、英語のスキルはもちろんですが、視野の広がりや失敗を恐れずに前に進むこと、学ぶことの楽しさ、誰とでもコミュニケーションを楽しむ積極性など、生きる力として向上したことが沢山ありました。真心をもって真摯に向き合えば、素晴らしい時間や出会いを得ることができると肌で感じました。失敗を恐れず、是非挑戦してほしいプログラムです!私もこの経験だけに満足するのではなく、これからも精進していきたいと強く思います。
山城 理沙子(やましろ りさこ)
2018年4月~12月プログラム参加(3ターム)。
こんにちは。私は、3ターム間このプログラムに参加しました。
最初のタームはワーリックという田舎町の高校でアシスタントをしました。私の仕事は、生徒が練習問題を解いているときに困っている生徒をサポートすることでした。また、ワークシートを作成するお手伝いもしました。
残りの2タームは、ブリスベンにある2つの小学校に行きました。どちらの小学校も幼稚園から日本語の授業がありました。主な仕事としては、フラッシュカードを使って単語の練習をしたり、先生が考えたゲームの運営を手伝ったりすることでした。教室を歩き回ってサポートが必要な生徒のお手伝いをするのも仕事でした。先生と一緒に教材作りをしたり、ワークシートをコピーしたりと仕事は毎日たくさんありました。でも、日本語が好きな生徒が多くとてもやりがいを感じました。お昼休みには、生徒達が教室に遊びに来て、一緒に折り紙をしたり、人気の遊びを教えてもらったりしました。
また、毎週金曜日のお昼休みには、習字クラブを開いて5年生の生徒達に習字を教えました。学校では、先生も生徒もみんな優しくていつも助けてくれました。ホームステイは少し不安もありましたが、温かく迎えてもらって、ホームシックを感じることはありませんでした。
学校が終わってから子ども達と遊んだり、ディナーを食べてテレビを見たりと、時間はあっという間に過ぎました。観光地に連れて行ってくれたり、学校行事に一緒に参加したり、楽しい時間を一緒に過ごすことができました。
留学とは違った貴重な経験ができました。このプログラムに参加して本当に良かったと思っています。
與那覇 諒 (よなは まこと)
沖縄県出身。高校時代に1年間のイタリア交換留学を経験。
2017年7月~オーストラリアSLAPプログラムに参加中!
私の滞在している地域はオーストラリアの北部、クイーンズランド州にあるケアンズという街で、冬でもとても暖かく日中は27度前後あり、一年を通して過ごしやすい気候で、日本でいう沖縄のような街です。
街が小さく全てのものが街の近くにあるので散策しやすいのが特徴です。
熱帯雨林も多く人も気候もとても暖かくて毎日とっても充実しています♡
シドニーやメルボルンといった都会に行くのも良いと思いますが、田舎でのんびりも自分のやりたいことに集中できていいなとかんじています。
東京と大阪から直行便があるので便利ですのでぜひみなさんいらしてください!
・1917年設立、今年で創立100年を迎える歴史ある高校。
・生徒数は1,430名、中1~高3が在籍。
・市街中心部から徒歩5分の場所にあります。
・スクールオーケストラの活躍は素晴らしく、
国内のコンテストでも度々入賞しています。
高校時代に交換留学をしていたこともあり、海外に興味がありましたが、留学以外の別の形を求めていた時にこのプログラムを知りました。大学では経営学部に通っていましたが、他分野に興味があったこと、EILでOBG活動を通して高校生との交流が元々あったこともあり、参加を決めました。
自分が主体の留学とは違って、海外で学生相手に日本語を教えるという新しいプログラムが魅力的で、将来、何がしたいか明確に決まっていない今だからこそ、参加することにより自分の視野を広げることができると思い応募しました。
必須書類の一つである無犯罪証明書の取得のため住民票が必要でしたが、住民票を東京に移していなかったので、地元の沖縄に帰省して無犯罪証明書を取得するか、住民票を東京に移し、東京で取得しなければなりませんでした。沖縄に帰る時間がなかったため、両親の協力のもと東京に移して書類を取得しました。また、各県警によって多少の違いはありますが、書類取得に最低10日から2週間かかるので前もって準備することをお勧めします。
お土産、洋服、基礎化粧品(海外製品が肌に合わないため)のみをスーツケースにいれて持って行きました。足りないものがあっても基本現地で手に入ります。大丈夫です。
オーストラリアは季節が逆なので出発の際、服装にご注意を!!
私の便は深夜便だったため到着は現地時間で朝の4時半頃でした。私はホームステイなので、ホストファミリーに迎えに来てもらいましたが、空港から滞在先までどのように行くのかを事前に確認しておくと安心です。
オーストラリアは入国審査が厳しいので気を付けてください!実際に私はボディチェックをされ、警察犬ににおいを嗅がれ、結構大変でした。(まあ、普通にしておけば大丈夫です。)
日本語の先生は四人いて、一人は日本人、他三人はオーストラリア人です。全ての先生のクラスに行っていますが、主に日本人の先生のアシスタントとしていっしょにクラスに行っています。
オーストラリアは高校が6年間あり、ジュニア、シニアに分かれています。ジュニアクラスでは外国語が必修科目なので、クラスに多少の差があり、他の子より進んでいる子、または、他の子より遅れている子のサポートをしたりしています。シニアのクラスでは基本的に日本語で話しながら、日本語と英語と両方を使って授業を行います。言語のサポートが主ですが、特にシニアのクラスでは、日本のお祭り、お盆、お正月、成人式など日本独特の文化的な行事を紹介したり、原発問題や基地問題など日本人の意見を求められることも多いです。クラス以外では、授業で使う資料作りやリサーチ、ブックレットを作ったり、生徒の課題の修正を手伝ったりしています。
基本的に、中学生相手に話す時は全て英語で話しますが、内容も簡単な紹介が多いのでめちゃくちゃ大変!!なわけではありません。高校生相手に話す時は、最初に日本語で話して、みんなが分からなかった部分を英語でもう一度言うという形を取っています。
朝9時に始まり、昼3時に終わります。授業は一クラス70分で4コマあります。私は8時から8時半ごろに学校につき、その日あるクラスの準備を軽くすることから一日が始まります。ランチを他の先生方とお話ししながら楽しく過ごし、午後の授業を頑張って一日が終わります。オーストラリアは先生も9時から3時までなので、やることがあれば残ってやり、何もなければ帰宅します。
私は、基本的には真っ直ぐ家に帰ることが多いです。ホストファミリーとその日一日あったことを話したり、自分で英語の勉強をしたりしてます。たまに学校帰りに街やショッピングセンターに出かけたりすることもあります。
まず一番は環境になれることでした。英語を使って生活をすることはもちろん大変で、言ってることはわかっても自分の言いたいことがうまく言葉にできなかったり、もどかしい気持ちになりました。
また、クラスでそこまで大きく歳が変わらない生徒との関わり方など、教えること以外にも考えることは多かったです。早く慣れて仲良くなることも大切ですが、歳が近い分、友達のような感じになってしまいがちなので気を付けないとクラスマネジメントができなくなります。
二か月が経ち、ようやくいい距離感を見つけることができ、もちろん大変なこともたくさんありますが、生徒の結果が目に見えて上がると嬉しいですし、楽しいことも多いです。
私はターム3とターム4の半年間の参加ですが、期間中、3つのファミリーにステイさせてもらっています。1つ目のファミリーは、パパ、ママ、13歳のブラザー、11歳のシスターの4人家族。2つ目のファミリーは、パパ、ママ、17歳のシスターの3人家族。
そして今のファミリーは、パパ、ママ、10歳と12歳のシスターが二人の4人家族です。
ホストチェンジは大変なこともありますが、それ以上に色んな人と関わる機会がもてるので楽しいです。移動した今でも、1つ目と2つ目のファミリーとときどき連絡をとっていていい関係が続けられています。今のファミリーのパパとママは仕事が忙しく平日はそんなにゆっくり話す時間はありませんが、本当にみんな優しくて楽しく過ごしています。休日にはみんなでバーベキューをしたり出かけたり、友だちを招いてディナーをしたり、せっかくオーストラリアに来たんだから!と言っていろいろな経験をさせてもらってます。
着いてまだ右も左もわからない状態の時に頼れる人がいるというのはとても安心できました。また、現地の家庭に入ることで、学校にいるだけではわからない文化をより一層学ぶことができたり、お家でもずっと生の英語に触れられるので自分の英語力アップにも繋がります。頻繁につかう言い回しや、日本の学校では習わないような表現方法を知ることができるので生きた英語が学べます。
高校を卒業してからずっと一人暮らしをしていたので、いきなり始まる「家族(しかも他人)との生活」が最初のころは苦しく感じました。慣れるまでは気もつかうし、自分の自由時間は確実に減ります。でも、家族の一員になるとはそういうことなので、これもいい経験だなと思えるようになりました。日本にいたころには信じられないくらい規則正しい生活になったりと、良い点もたくさんあります。
土日は、朝からホストファミリーとドライブに行ったり、買い物行ったり出かけることもあれば、一日中お家にいてぼーっとしていることもあります。また、友達とご飯を食べに行ったりお出かけすることもあり、日によって大きく異なります。
タームとタームの間の長期休みは2週間あり、基本何をしてもいいと言われています。私は、最初の一週間はホストファミリーやケアンズで仲良くなった友達と過ごし、残りの一週間は、日本からオーストラリアに留学で来ている友達を訪ねに小旅行に行きました。せっかく二週間も休みがあるので、ホストファミリーとの時間も大切にしつつ、自分なりに計画を立ててみると楽しく過ごせると思います!
私オーストラリアは、日本に比べ賃金が高い分、物価も高いです。地域によって多少の差はありますが、最低時給は18~25ドル程度です。オーストラリアについてすぐに空港で買ったお水は4ドルもしてビックリしました。野菜や果物は日本より安いですが、飲み物やお菓子類は日本の約2倍の値段です。自動販売機やコンビニはさらに高く、3~4倍します。チップ文化はないですが、レストランでも日本の2~3倍の値段がします!
でも、私が滞在しているケアンズは、それほど大きい街ではない上、週に5日は学校に行き、ホームステイをしているため、あまりお金を使わず、それほど負担は大きくありません。平日使うお金はランチ代とバス代程度です。
買い物をしたり、2ターム以上滞在する予定でホリデー中に旅行したいと考えている方は、ある程度お金がかかると思いますが、そうでなければ月2、3万円あれば十分だと思います。
正直に言うと、友だち作りにはとても苦労しました。高校生の時に留学していたことや、人見知りしない性格なので、友だち作りに大きな不安はなかったものの、いざプログラムが始まってみると、毎日学校と家の往復で、友だちを作る機会がありませんでした。学校の生徒とは仲良くなっても、先生と生徒という関係をしっかりと守る必要があります。どんなに作りたい気持ちがあり、積極性があっても、出会う機会が本当に限られていました。
私は幸運にも、同じ学校に、私と同じくアシスタントとしてWEPのプログラムでイタリアから来ている子がいたため、その子に声をかけ、一緒にでかけたりすることで仲良くなり、お互いに協力して友達を増やしていきました☺
オーストラリア人の友だちが欲しいなら、私がおすすめするのは、地域のスポーツクラブやボランティア活動に参加することです。一度でも、参加するのとしないのとでは大きく
変わります。そこで仲良くなれば、ホストファミリー変更などにより活動に参加するのが難しくなっても、個人的に連絡を取りあうことができます。
プログラムの目的は日本語のアシスタントですが、やはり滞在中に友だちがいるのといないのとでは、日々の充実度が変わると思います!オーストラリアは日本人がたくさんいるのでうまく頼ってみるのも一つの手だとは思いますが、せっかく違う国にいるのだから日本人以外の人と仲良くなれるともっと楽しいと思います♡
約半年間のSLAPプログラムを終え、日本に帰ってきました。無事にプログラムを終えて、ホッとしている一方、時間が経つのがとても早くてあっという間に終わってしまい少し寂しい気持ちもあります。
プログラムに参加することを決めてから出発まであまり時間がなく、バタバタと準備をしていたので実感のないまま渡豪し、着いてからも環境に慣れるのにいっぱいいっぱいで、最初のころは辛い思いもたくさんしました。日本とは全く違う環境で言葉も違う、今まで経験したことのない教育現場で何が求められているかを日々考えながらでした。そんななかで、優しい先生たちのおかげでだんだんと慣れていき、日が経つにつれ自分の考えや意見もいえるようになり、自分でも成長を感じることができました。
英語力に関しては、リスニング、スピーキングともにだいぶ伸びたと感じています。最初はオーストラリアアクセントに戸惑い、何を言っているのかわからないことも多かったですし、移民が多いのでいろいろな国のなまりに慣れるのは最後まで大変でした。ですが、クラスでみんなの前で話すことも多いですし、先生同士のコミュニケーションが大事なので、自分で意識して話す機会を増やしていました。その結果、英語力が伸びたかなと思います。リーディングやライティングはただ毎日過ごすだけでは伸びないです。普通の留学と違って課題やレポートなどはないので自分でどれだけ勉強できるかで変わると思います。
今、SLAPに参加しようか迷っている方は、興味があるなら1タームから参加ができるので、とりあえず参加してみるのをおススメします。特に教育分野に興味がある人は絶対にいい経験になりますし、なにより忍耐力や生きていく力がつきます。普通に日本で生活しているよりもちろん大変なこともたくさんありますが、それ以上に得られるものがありますし、参加した人にしかわからない成長を自分自身で感じることができると思います。また、イベントなども仲良くなってきたらより楽しくなるので、可能なのであれば、なるべく長期で参加した方がいいです! 新しいことに挑戦するのはやっぱり勇気がいりますが、踏み出すことで大きく変わります!ぜひSLAPに参加していろいろなことに挑戦してほしいです!