公益社団法人 日本国際生活体験(EIL)

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ご挨拶

公益社団法人 日本国際生活体験協会会長 中村幸士郎

公益社団法人 日本国際生活体験協会会長 中村幸士郎

国際生活体験(EIL)運動は、1932年に第一次世界大戦の反省から、ホームステイを通じてお互いの文化を理解し、尊重し、相互に友好を促進することを狙いとして始められました。この運動は第二次世界大戦後に誕生したユネスコの教育、科学、文化を通じて世界の平和を促進しようという理念に統合されて、EIL国際連盟の結成に至っています。EIL国際連盟は国連の経済社会理事会(ECOSOC)の諮問機関の一つとして、また、非政府機関(NGO)委員会のメンバーとして国連活動に協力し、世界平和を促進する国連のピースメッセンジャー(平和の使者団体として認定されています。

EIL国際連盟に加盟する当協会は、1956年に設立され、1969年から文部科学省所管の非営利の社団法人として、ホームステイを中心とする国際交流活動を活発に続けてまいりました。2012年5月、80周年記念の「EIL国際連盟2012神戸会議」を開催し、同時に日本EIL55周年記念事業を実施し、「神戸宣言」を発表しました。2013年4月からは、公益社団法人として、この「神戸宣言」に基づき、文部科学省の「グローバル人材育成事業」に沿った新しい国際交流活動を展開してまいります。
これからの国際社会は、世界の人々が政治、宗教、人種、文化にかかわりなく、お互いに尊重し理解しあいながら共生してゆく方途を探ることが肝要であり、こうした国際社会に対応できる 人材を育成することが私ども国際交流団体の使命です。
高校生交換留学は、日本の学校や家庭ではな不可能な多くの体験を通して、原点から自己・家族・日本等を見直し、国際的視野で自己の将来の目標を設定し、帰国後の高校や大学での勉学を生きたものに変え、大きな成長を可能にします。ぜひこの機会を自分のものとし、将来の活躍への大きな第一歩としてください。

神戸宣言

世界平和と人類の幸福の実現は、すべての人々が希求する永遠の命題である。このための普段の努力が続く中、今こそ、グローバルな視野に立脚した選択と行動が求められている。また混迷を深める世界情勢の中にあっては、人間愛に根差した理念を共有し、新しいヒューマニズムを駆使して、ダイナミックに前進することが何より肝要である。
交流の世紀、人間の世紀といわれる21世紀、私たちEILは、こうした現状を克服するための努力は惜しまない。永年にわたる歴史と実績をもとに、一層の研さんを重ね、壮六をあげて積極的な活動を続けていく。留学、生活体験の充実と拡大を通じて、世界に羽ばたくグローバル人材の育成と人物交流のさらなる発展を持続的に推し進めていきたい。
この際、これらの活動をネオルネサンス(新しい人間復興)として力強くアピールし、ひろく「神戸宣言」として発信する。

2012年5月9日 EIL国際連盟2012神戸会議にて採択